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  • 筋肉ですか?スジですか?

     

    これ、患者さんのお体触っていると、痛い所や硬い所があって、それがハッキリ感じられるので。今触られているこれはなんだろう?と知りたくて訊かれていると思います。

     

    まぁ、ぶっちゃけ、筋肉だったり骨だったりそれぞれなんですが。プロとしては皆さん、スジってどうイメージなのかなぁ?、と。

     

    今回はそんな、スジって何?っていうお話。

     

    筋肉のはじっこがスジ

     

    はい、いきなり結論です。全然引っ張らない。話が盛り上がりませんね。でも、そうなんです。

    筋肉のはじっこがスジ!

     

    多分、皆さん、体を触っていて(触られていて)コリコリした感触のある硬い部分をスジと思っているのだと思います。いわゆる柔らかい筋肉の部分とは感触が違いますから、別のものだと思っていても無理はないです。でも、多くの場合、触ってコリコリしている硬い部分は筋肉の凝りです。組織的には他のお肉の部分と変わりありません。

     

    凝りとは筋肉の中でも硬く縮んでしまったところです。イメージ的には足がつった後の何日か残る芯みたいなのに近いです。筋肉のなかで固まっている、とか血行が悪いところ、と言い換えることも出来ます。

     

    対して、スジって、多分、手首の内側とか足首の後ろの辺りの細くてコリコリしたヤツをイメージしていると思うのですが。あれはプロの世界では腱と呼びます。まさにアキレス腱の腱ですよね。あの硬くて細いヒモみたいなの。アレが腱です。

     

    腱とはなにかっていうと。筋肉って縦長の線維なんですけど、それのはじの方で、骨と結び付くために硬く細くなっている部分が腱(スジ)です。筋肉の一部ではじっこの部分です。スニーカーの紐の両端がプラスチックで固められているみたいな感じです。

     

    硬いところは骨かも

     

    ただ、それ以外にも皆さんが硬く感じるところがあります。それが骨です。特に「ここが凝ってる」と感じているところは、押す指と骨に筋肉が挟まれて、骨を感じていることが結構あります。実はあの硬さは筋肉の下にある骨の硬さを凝りだと感じていることが多いのです。

     

    ただ、筋肉が硬いとそれに引っ張られて骨が寄ってくるので、押して骨に当たる場所というのは、筋肉の硬い場所と近いことも結構あります。

     

    どっちにしろ、硬いところは痛いところ、悪いところと近いというのはあるので、そこを触って気持ちいいならば、痛みのない範囲で押したり触ったりするのは問題ないです。

     

    セルフケアの基本は自分の体に関心を持つ事です。普段から色々伸ばしたり触ったりしていると、色々と発見が出来ると思います。

  • 腰痛体操教えてます



    こうして書いていて思いましたが、腰痛体操って伝わり方が美味かな?と。


    腰痛予防体操とか腰痛対策体操とかの方が伝わり易いですよね。まぁ、業界四半世紀の者としては腰痛体操がしっくりくるので、これでいきますけど。

     

    はい、今回は代々木整体ユニバーサルセンターでお伝えしている腰痛体操についてのお話。

     

    腰痛体操とは

     

    上の文と被りますが、腰痛体操とは腰痛の人がやるといい、腰痛対策、腰痛予防を目的とした体操です。

     

    基本的には筋肉を伸ばす動かす。そうしたことを目的に行われる運動で、腰周りの筋肉のストレッチになります。

    ただ、ネットで検索するとたくさん出て来ると思います。そう。むしろ逆にありすぎて、どれをやればいいのかわからないそんな方もいるかと。

     

    当院の腰痛体操指導

    当院では、施術だけでなく、患者さんのお体の状態に合わせてやるべき腰痛体操を選んでお伝えしています。実際に一緒にやってみたり、お一人でやっていただいて、正しいやり方でできているのかを確認していきます。

     

    動画で見ればできることを、なぜ指導するのか?

     

    それは結構みんなが映像通りにやっているつもりでできていないからです。理由は運動に慣れていなかったり、目的とする筋肉がどれだかわかっていなかったりで、イマイチなやり方になってしまうことがままあるからです。

    ストレッチは一見簡単ですが、ちょっとした方向の違いで効くところがまるで変わってしまいます。なので慣れるまで繰り返し教えてもらえる方が効果的に身に付きます。また、自己流でやり過ぎてしまいどこかを傷めるリスクも減らすことができます。

     

    それに山ほどある腰痛体操の中から、どれが自分に合っているのかをご自身で選ぶのはなかなか難しいです。こちらでお体の状態を見て、必要なものをぐっと絞ってチョイスすることで、本当にやるべき必要な運動を絞り込むことができます。

     

    ちゃんと見ています

     

    そして何より1番の効果は見張られているのでちゃんとやらないといけないと言う緊張感が生まれることです。別に私は厳しい指導するわけではありませんが、「やってましたか?」と聞いてやってないのに堂々と「やってた!」と言える方は少ないんですね。

     

    この時に「やっていません…」と言いたくないために、コツコツ頑張る。もしくは「やってない」と言うことがなんとなく恥ずかしいので次からはもう少し真面目にやるようになる。こういったプレッシャーがないと、なかなか人はコツコツ日課を続けるって事は難しいんですよね。

     

    いや、私もそういう人間だからよくわかります。そうした健康の伴走者として、皆さんを見守ると言うのも私の役割だなぁと思っています。

  • ヘルニアの不思議

    今日おいでの新患さん、20年前にヘルニアになって、年に何回かお尻や足に痛みの出ることがあるとご来院。

     

    これね、ヘルニアはあるけど痛みは別の原因じゃない?ってパターンみたいな…

     

    今回はそんな長年のヘルニアの痛みについてのお話。

     

    へルニアとはでっぱりです

     

    ざっくりいうと、ヘルニアって背骨と背骨の間のクッションが潰れて中身がはみ出してきたヤツです。大体、神経の通ってる方にはみ出すので、神経を刺激することがあります。病院ではその刺激が痛いんだよ、と説明されます。

     

    それで、基本的には姿勢とか動きである程度このはみ出しが大きくなったり小さくなったりはするんだけど。日常生活の動きの中で、急にすごい痛みが出るくらいはみ出して、神経を刺激するってあるのかなぁ?と思うのです。

     

    年に数回、繰り返し痛みが出る。これって本当にヘルニアのせいなんですかね?

     

    患者さんはレントゲンを見せられて、「ここのこれが刺激してますね」とおっしゃっられたらしいですが。

     

    急に出て痛い目みせて。しばらくするとひっこんでまた数ヶ月はそのまま大人しくしている?そんなことあるのかなぁ?

     

    痛いのは筋肉では?

     

    私、ヘルニアの激痛で入院して、夜も眠れず、72時間くらいずっと点滴で薬漬けにしてもらいました。さらに痛み止め飲んでました。

     

    ヘルニアね、はみ出した時、場合によってはこうした激痛を起こします。でも、ずっとそのままじゃないです。治ってきます。ピークの激痛は治る。

     

    で、私はその後、痛みの再発は一切ないです。めちゃくちゃ痛みに怯えて柔軟性保つようにしてますけど。月一で他所の整体院通ってますけど。痛みの再発はないです。

     

    その後、画像診断はしてないですが、多分キレイに引っ込んだとかなくなったとかじゃないと思います。白血球に分解されてでっぱりが小さくなったり柔らかくなるのはありますけど。

     

    おそらく椎間板以外の要素、筋肉の柔らかさと神経の滑りを良好に保ってるから痛みが出ないのでは?と思います。

     

    試す価値あり

     

    実際、今日の新患さんも施術後の痛み消えていました。やったのは、骨盤と背骨動かして、周りの筋肉緩めただけです。ヘルニアとか椎間板とかあまり直接のアプローチはしてません。

     

    それで痛みが消えてるなら。やっぱり筋肉の硬さと神経の滑りだよな、と。

     

    もちろん、断定は出来ませんが。症状を繰り返しているなら。筋肉をゆるめ、神経を滑らせ、関節を動かすアプローチを試す価値はあると思います。

     

  • 坐骨神経痛とコリ、緊張

    坐骨神経痛でお薬を飲んでいる方、多いと思うのですが。

    効いてますか?

     

    これ、薬が良い悪いという話じゃなくて、薬の効くヤツと効かないヤツがあるんじゃないかな?と思っているんですよ。

     

    今回はそんな、坐骨神経痛と薬のお話。

     

    なんで薬が効かないのか?

     

    私が整形外科のある病院のスタッフだったころよく出ていたのは、ロキソニンとボルタレンでした。カロナールも出ていたなぁ。

     

    ただ、それでみんなに効くかというと、そうでもなかったんですよね。

     

    もちろん原因はいろいろあるのですが。上記の薬って、炎症を止めるとか、鎮痛・解熱効果を狙って出されるのです。

     

    なので、逆に言うと、炎症がメインの原因でないとあんまり効果が出ないわけです。痛みの原因って炎症だけではないので、炎症以外に原因があるとそれには効かないよなぁ、と。

     

    治療院でやっていること

    すごく雑に言うと「硬い=痛い」です。

     

    動かない、伸びない、血行が悪い。そういうことで起こる痛みがあります。そして、多くの民間の治療院の活躍の場はここです。これを変えようとしています。

     

    ウチも含め、一般的な鍼灸、整体、整骨院では循環を良くしたいのです。もちろん、院によって考えややり方は違うはずですが、8~9割の治療院ではこの考えなんじゃないかな?

     

    循環を良くすると、緊張、硬さがとれる、動くようになってくるから。そうすると痛みが取れてくるんです。

     

    どうやって循環を良くするか?電気をかけるか、鍼を打つか、マッサージをするか、揉むか、色んな方法でやる。よく動画で流れているストレッチも目的はこれです。温泉だってお風呂だっていい。もし、毎日温泉につかれる環境があるなら、薬も治療もなく痛みなんか治ってしまうかもしれません。

     

    違いが出てくるところ

     

    まずはそれで良くなるかもしれません。ただ、もうちょっと痛みが残ったり、繰り返してしまったり、別のところが痛くなってきたり。そういうことも当然あり得ます。

     

    それは原因が変わっていないから。

    長く座って圧迫されているのかもしれないし、年を取って体が硬くなったのかもしれない。ずっと昔にケガをした関節の動きの悪さが、どこかに負担をかけているのかもしれないし、変な姿勢で長時間スマホを見ているのかもしれない。



    そういった日常や体にひそむ原因をどう見つけるか。それにどう対処していくか。

     

    そこに治療院の個性があると思います。

     

    これを読んだ、薬の効かない坐骨神経痛に困っている方は、「緩める」ことを意識してみてくださいね。

  • 自律神経と睡眠について

    当院には、眠りが浅いなど、睡眠に問題があっておいでになる方もいらっしゃいます。今日は、そうした方に当院がどんな対応をしているのかについての話をしていきます。


    首の付け根が凝っている


    眠りが浅いとか、熟睡できないとか、そういった方の背中を触ると、特に首の後ろ、付け根のあたり。下向いたときに出っ張ってくるような部分がかなりカチカチになっています。ここは東洋医学である鍼灸のツボでもあり、自律神経の刺激点としてとても大切なところです。

    ここは構造的には首と背中の境目になります。首は周りを確認するためよく動く構造になっていて、背中は肋骨があって固定されているのであまり動きがありません。そんな異なる2つの動きを1つにくっつけている部分なので、首の付け根には負担が集中しやすいのです。

    なので、睡眠に問題がある人の場合、当院では必ずここに施術をします。


    首と背中のつながり


    ただ自律神経は背骨の両側を通っているので、背骨の両側、つまり首や背中や腰が緊張していると、自律神経も負担を受けます。


    だから当院では首の付け根の施術をするときには、必ず背中や腰の治療も一緒に行っていきます。肩が凝っている、背中が凝っている、といって来院された方は、腰を触られるので、少し戸惑われることもあるようです。ただ、首も背中も腰も結局は1つながりの構造なので、どこかだけに問題があると言う事はあまりありません。結局首に問題がある人は腰にも問題があったり、背中の詰まりがある人は腰が詰まっていたりします。

    なので、当院ではどこが辛くていらしても必ず首から骨盤までバランスを整えるようにしています。それで、全身的な体調が良くなり、しっかり熟睡できるようになっていきます。

  • 首に良い枕


    ついうっかり更新が滞ってました。ごめんなさい。全然元気です。

     

    さて、それでね。どんな枕がいいんですか?って訊かれることが時々あります。
    よく整体師プロデュースの枕とかカイロプラクター考案の枕とかある訳ですけど、そういうのをオススメしたことって滅多にないです。
    じゃあどんな枕がいいのか?

     

    今回はそんなお勧めの枕についてのお話。


    良い枕とは


    よくね、人生の1/3は布団にいるのだから寝具はは大切と言う話を目にしたことがあるかと思います。もちろん寝具によって睡眠の質が変わったり、腰痛がなくなったりする事はあります。


    なので枕にも「良い枕」があるんじゃないかと思ってる方がいても不思議はありません。
    しかし、正直なところ「良い枕」って分かりません。何が良い枕なんでしょうね?

    基本的に首の骨は前にカーブしています。このカーブを支えてくれるのが良い枕と思われがちですが。人って上を向いたり横を向いたり、寝てる間にも姿勢が変わるんですよね。横尾目と今度は肩の高さ部分を支えなければいけない。高さが変わってくるので、そもそも上向きと横向きでは支えるのに適した高さが違うんです。

    1個で上向きと横向きを正しくサポートできる枕を作るって、実際には難しい気がします。


    良い首ならある


    皆さん、いつから枕を気にするようになったんですかね?多分子供の頃は枕なんてあってもなくても寝れていたと思います。枕どころか、自分自身があっちへ行ったりこっちへ行ったり、激しく動いていて、枕なんかいらなかったかもしれません。

     

    その頃のコンディションであれば枕はあってもなくても問題ないと思いませんか?つまり首が子供の頃のように柔らかく保たれていれば、高くても低くても枕などを気にならないと言うことです。

     

    治療とかストレッチとかで柔らかい首であれば、枕はなんでもいいかな?と思います。

     

    プロの使う枕

     

    とは言え、それも少し突き放し過ぎな気もするので、私の使っている枕を紹介します。それはそば殻枕です。近所のディスカウントストアで1000円もしないで買ったと思います。

     

    そば殻枕の良い点は、高さが自由に変わるところです。中のそば殻が動きますので、寄せると高く散らすと低く高さが変わります。

     

    なので、横向きのときにはちょっと首元に寄せて。上向きのときには、首のカーブをサポートするような形で使っています。熟睡していて意識がなければそのような操作をしませんし、枕を使っていないこともきっとあると思います。

     

    必ずしもソバ殻枕でないといけない、という話ではありません。でも、あんまり高い枕を買わなくても大丈夫ですよ、というお話しでした。

  • 足を組み方のタブー、知ってる?



    「片方ばかりで足を組んだら悪いと思って、逆にも組むようにしてます」
    患者さんから時々このように言われることがあります。

    素晴らしい!意識高いです!

    でも、これあまり良くはありません。残念!

    日常から変えようという姿勢はすごく尊いのですけどね。あまり効果的ではありません…というより、むしろ逆効果!?

    今回は足を組むなら何が正解なのか?というお話。

    皆んな捻れている


    ほとんどの人は捻れています。ぶっちゃけ「全人類は捻れてる」と言いたいけど、主語が大き過ぎるし、実際に全人類をチェックした訳じゃないので。とにかく、人は捻れていて当然なのです。


    利き手、利き足がある関係で、一歩を踏み出す川が決まっていたり、物を持ったり使ったりするのも同じ側ばかりだったりします。そうするとどうしても使い方のクセが捻れとして出てくるんですね。

    ただ、ざっくり言うと「捻れ」って偏っているってことなので、骨盤でいうと「足を組みやすい方」と「足を組みづらい方」があるってことです。ここで考えて欲しいんですが、「組みづらい方」に足を組むって、捻れと逆に動かすってことです。これって結構負担ですよね?

    元々真っ直ぐならどっちに組むのもありです。ただ、元が捻れていると.行かない方に捻るのって無理があるし行かないし、下手をすると壊します。肘、曲げづらい方に曲げちゃったら折れちゃうでしょ?そこまでいかなくても、負担になるよ、ってことです。

    正しい足の組み方


    ウチに来て施術を受けてもらうと、動かし易さの差は減ります。ただ、もう利き手は脳への焼き付けみたいなものなので、またある程度元に戻っていきます。ウチではある範囲に収まっていれば左右差はあり、と考えています。


    なので、足の組み方の正解としては

    足を同じ側に長時間組まなければOK!
    気付いたら足組みをやめる
    組み易い方と逆に組むのはNG

    こんな感じで、あまり難しく考えず、組むなら組み易い方で、って感じでお願いします。

  • 腰痛さんはしゃがんで欲しい



    腰痛は人類が二本足で立つようになった宿命、とか言うじゃないですか?いやいやいや、あり得ません!人類立ち始めて700万年らしいですよ?その間に進歩してないの?我々は最新型にアップデートされた人類です!!

    悪いのは人体の構造というより、使い方です。今回はそんな腰痛の防止策のお話。


    ずっと座ってません?


    という訳で、立っている負担で腰が痛いって思ってませんか?もちろん、立っていると腰骨に負担がかかります。でも座っている方がダメージ大きいのです。立ち仕事ももちろんしんどいですが、昨今の風潮でいうとパソコン作業でずっと座りっぱなし、という方が結構多いのではないでしょうか?

    椎間板という背骨の間のクッションは座っている時、立っている時の1.4〜1.8倍の負荷がかかっています。前屈みになると2倍以上の負荷になります。つまり、座り続けている人の腰は圧迫されて潰れています。あなたの腰痛、座りっぱなしのせいかも知れません!

    立ち上がれ!労働者


    つまり、腰痛は立って重さがかかっているのが悪いというより、座りっぱなしで動かないのが悪いのです。先程の椎間板の話でいうと、ちょっと立ったり歩いたりするだけで、椎間板にかかっている圧力は変化します。

    なので、集中力が途切れてしまうかも知れませんが、小一時間座り姿勢が続いたら、立ち上がって腰を回すとか、屈伸してしゃがんだりするといいです。

    特に和式のトイレを使う時のように、がっつりしゃがむのはいいですね。掴まりながらでもよいので、膝と股関節をいっぱいに曲げてあげましょう。座り姿勢が続くと股関節の前が曲がったまま固まってしまうので、曲げ伸ばししてあげましょう!

  • 見え方と肩凝り


    最近、患者さんで手術をした方がいました。その後手術は成功したし、とても良かったのですが、思いがけない副産物がありました。手術の結果、一見関係ないお身体のお悩みが解決したのです。意外なようでもあり、当たり前なようでもあり。今回はそんな、目の見え方と肩凝りの関係について。

    白内障の手術って?


    白内障ってご存じですか?目のレンズ部分に曇りが発生し、目の見え方が悪くなってしまう病気です。一度濁ってしまったレンズは元に戻らないので、人工レンズと取り換える手術をするのが一般的なのです。

    今回の患者さんがやったのもこの手術で、レンズ交換により視界がすっきりクリアになり、はっきりと物が見えるようになりました!

    続く嬉しい変化


    ここまでは白内障の手術をなさった方はほぼ皆んなに共通する感想なんですが。このすっきりクリアになった視界が嬉しい変化を引き起こしました。

    なんと肩凝りがなくなりました!

    この方はデスクワークで、毎回いらっしゃる度に肩こりを訴えていたのですが。白内障の眼内レンズを入れたところ、肩こりがなくなってしまったのです!

    目を酷使すると首や肩が凝ってきます。逆に、肩凝りや後頭部のコリがすっきりすると視界が明るくなったりします。それと逆の理屈で、目の見え方が良くなったら、肩まですっきりしたのです!!

    逆もあります


    逆に、左右の視力の差が大きいとかメガネの度が合っていないとか、見え方が悪いことが肩こりや頭痛を招くことがあります。揉んで動かしても肩こりが楽にならない方は、しばらくやっていなければ、一度視力やメガネの度のチェックをする価値があるかも知れません。

  • 自律神経がしんどい時期です


    よく自律神経の乱れという言葉を聞くことがあると思います。最近では天気予報でも自律神経について触れることが増えてきましたね。この時期、自律神経の乱れから来る体調不良が多くなるので、今回はそんなお話をしていきます。


    自律神経って何


    自律神経とは体のいろんな機能をオートでコントロールしてくれる神経のことです。皆さんは眠くなろうとか、お腹を空かそうなどと思わなくても、勝手にそうなりますね?おしっこを作ろう、汗をかこうなどと思わなくても、勝手にそうなりますね?体の色々な機能は自動的に調整されています。


    皆さんの中にも誤解をしている方がいるかもしれませんが、私は以前、自律神経とはそういう働きのことだと思っていました。しかし、自律神経とは実際には手で触れる形あるものです。体の中では、背骨の両脇をずっと上から下まで通っています。なので、背中や腰がカチカチになってくると、物理的に圧迫、負担を受けるのです。


    なんで春先に?


    ではなぜこの時期に、自律神経の乱れ、疲れが起きるのでしょうか?それは気圧や気候の変化の幅が大きくなるからです。

    自律神経というのは、体の中の環境を一定に保とうとします。快適な温度を保つときの家の電気代を考えてもわかることですが、冷房をかける夏、暖房をかける冬は春や秋より電気代がかかりますよね。外との温度差が大きいと、ギャップを埋めるのにたくさんのエネルギーが必要だからです。

    体も同じことで、気温や気圧が大きく変わる時、体の内部を一定にしておくためにはより大きなエネルギーが必要となります。つまり、この時期は特別なことをしなくても、いつも通りに過ごすだけで体力が必要で疲れるのです。


    春先の乗り切り方


    では、そんな疲れてしまった自律神経をどうやって整えれば良いのでしょうか。
    当院では以下の方法をお勧めしています。

    1.しっかりと睡眠を取る
    2.深呼吸(腹式呼吸や深呼吸)
    3.湯船にしっかりとつかる

    これらをすることで、疲労が回復しやすくなり体が元気になってきます。どれも簡単なので疲れを感じたら試してみてください。