慢性疼痛の基礎知識
        急に起きる痛みの急性痛というのに対し、
        長く続く痛みを「慢性疼痛」といいます。
        医学的な定義では、半年以上続く痛みと言われています。
        腰痛やひざ痛、股関節痛、頭痛、坐骨神経痛など、いろいろあり、
        元はといえば疾患や損傷、加齢性の変性などが原因で起こります。
        この慢性疼痛が1番厄介なのは、しつこい痛みばかりか、
        痛みによって動くのが億劫になり、活動量が減って、
        気力がなくなる、仕事もうまくいかなくなる。
        さらに人間関係や家庭にまで影響を及ぼして、
        人生の質を低下させてしまう可能性が大きいことです。
        しかも慢性疼痛を長引かせる要因は、加齢や遺伝、体質、遺伝、社会的環境など、
        自分では防ぎにくいことも特徴的です。
        こうした慢性疼痛の基礎知識を抑えた上で、
        痛みを軽減させる方法について知っておきましょう。
とくに原因が思い当たらないのに、最近、脚の付け根の前面やお尻、太もも、ひざなどにだるさや鈍い痛みを感じ始めたら、それは「変形性股関節症」かもしれません。
高齢者が手押し車や杖をついている姿を見かけます。これは腰が曲がってしまったため、バランスを崩しやすいからです。高齢者の腰が曲がってしまう大きな原因は「変形性腰椎症」です。
猫背が続くと筋力が低下することも手伝って痛みがずっと続く慢性疼痛になってしまいます。また猫背は脊髄や末梢神経にも影響を及ぼし、様々な病気の原因ともなってしまいます。
背中や腰に慢性的な痛みがある人は骨粗鬆症になっている可能性があります。骨粗鬆症はカルシウム不足や喫煙などが原因ですが、食事をはじめ生活習慣の見直して予防することが大事です。













