頚椎症とは  /渋谷区の整体院 代々木ユニバーサルセンター

頚椎症の痛みは変形のせい? とは限りません

中高年の首の痛みの原因として多いのが、頚椎症という病気です。
一般的には首の骨の変形から症状が起こると言われますが、当院では変形=痛みとは考えていません

あなたが頚椎症と診断され、骨の変形があるけれど症状が変わらないか?とお考えであれば是非こちらをご覧下さい。

このページでは、整形外科的に見た頚椎症の症状、経過、治療法についての解説に加え、渋谷の整体院・代々木ユニバーサルセンターでの考え方、施術についてお知らせしています。


頚椎症の解説  /渋谷区の整体院 代々木ユニバーサルセンター

頚椎症の整形外科的説明

特徴

・上を向くと首が痛んだり、腕へ痛みが響く。
・手指がしびれたり、動きがぎこちない。


解説

頚椎症は骨や椎間板の老化から始まる加齢性(変形)の疾患です。

頚椎症の代表的な症状は、首の痛みやこりです。1日のうち、朝は割と具合がよく、日中徐々に悪化するのが特徴です。首痛だけでなく、後頭部や肩の凝り、痛みも起きてきます。目の疲れ、耳鳴り、めまいを起こすこともあります。

骨は老化に伴い変形します。変形した骨に神経が圧迫されると、その神経と繋がっている場所に症状が起こります。おもに首から肩、腕へ痛みやしびれが出ます。上を向いたり、首を反らす動きで症状が強くなります。

背骨の中で神経が圧迫されている場合、特に脊髄症という分類になり、独特の症状が起きます。手のしびれや、手指の動きが悪くなります。足にも障害が現れることがあり、足のもつれや階段の上り下りがしにくくなるケースもあります。

レントゲンやMRIの検査や、感覚に異常がないかなど、神経のチェックも行われます。


治療法

早い時期の治療の中心は保存療法です。保存療法とは手術などの処置をせず、患部はそのままに治療をする方法です。

痛みやこりに対しては消炎鎮痛剤の湿布や飲み薬が処方されます。
温熱療法や電気療法もよく行われます
首の運動やストレッチを指導するところもあります。
痛みやこりが強く、なかなか軽快しない場合、ブロック注射も検討されます。

脊髄症の場合は保存療法で治ることは少なく、症状によっては手術が勧められます。特に、歩行障害や排尿、排便の機能低下が見られるケースは手術適応と考えられます。


頚椎症と整体・鍼治療 /代々木整体ユニバーサルセンター

上記は整形外科一般での考え方です。渋谷区の整体院・代々木ユニバーサルセンターではこれとは異なる考えで頚椎症を捉えています。


頚椎症は骨の問題?

頚椎症の一番の症状は首の痛みやこりです。しかし、首や肩のこりは一般的な症状でもあります。首の骨の変形がどこまでこりの原因となっているのかは不鮮明です。

実は、骨の変形は20歳を過ぎると普通に起きてきます。症状がない人も多かれ少なかれ変形があるのです。それを考えると、変形と症状は直接関係がない、という発想も出来ます。

実際、変形と症状が結び付けられるのは、脊髄症くらい顕著な例ではないかと思います。


頚椎症の多くは筋肉が原因

むしろ、頚椎症の症状は筋肉の緊張で起きる症状と似ています。特に、後頭部や肩のこり、頭痛やめまいなどは、首や肩の筋肉の緊張が強い時によく見られる症状です。

「しびれ」も同様で、神経の圧迫によるものと説明される頚椎症のしびれですが、筋肉の緊張が強くてもしびれを感じることはあります。

当院ではこの筋肉の緊張が、痛みの真の原因だと考えています。緊張が続き、こり過ぎた筋肉からは痛み物質が出るのです。

ですから、整体や鍼灸によって、首の痛みの原因である筋肉の緊張を弛めれば、痛みやしびれは解消すると考えています。骨や椎間板の問題は関係ありません。実際、整形外科で変形を指摘された方でも、当院の整体や鍼治療で症状がなくなった方は大勢いらっしゃいます。

整体や鍼灸は筋肉の緊張を緩め、血行を改善し、関節の動く範囲を広げるのに有効な方法です。


※手術適応のような程度の著しい場合はこの限りではありません。


頚椎症の根本療法

ただ、首がそれ程緊張する理由には、全体のバランスの問題が隠れています。

首は腰とも腕とも連動しています。首の緊張を緩めるには、背骨、骨盤を含めた全身のバランスを整えるのが本当の近道です。

もちろん、当院も目の前の痛みが楽になることは重要だと考えます。でも、さらに先を見据え、首に負担をかけ過ぎた体全体を根本的に治したいという深い発想をお持ちの方こそ是非、代々木ユニバーサルセンターにご相談下さい!

「的確な施術」と「自宅で出来るアドバイス」のセットでしつこい症状を改善していきます。

渋谷整体 03-3485-5041