腰痛と姿勢 /渋谷の整体院 代々木ユニバーサルセンター
あなたの姿勢は大丈夫ですか?
腰痛は普段どんな姿勢で過ごしているかとも深く関係しています。姿勢と腰痛については腰痛の原因のページでもお話しましたが、以下ではもっともよくある「腰痛につながる悪い姿勢」についてご説明します。
腰に悪い姿勢
どんな姿勢が腰の負担になるのでしょう?
それは骨盤を倒した姿勢です。
たまに電車などで随分と浅く腰かけて、足を前に出しただらしない姿勢で座っている人がいますね。あの姿勢は良くありません!
私はあんな姿勢はしない!という方も、気付かずに同じ姿勢をしていることがあります。ご家庭でソファやリクライニングシートに座っている時を思い返して下さい。結果として同じ姿勢になっていませんか?
もう一つ、日常でよくやる骨盤を倒した姿勢があります。
パソコン作業中の姿勢です。集中していると、つい画面に顔を近付けてしまい、首を前に突き出し、背中を丸めて、骨盤を倒してしまっています。
背骨は骨盤と連動しているので、骨盤が倒れていると、必ず背中が前に曲がり、猫背気味になってしまいます。そうした姿勢でいる時間が長いと、体は徐々ににその姿勢になじんで曲がってきます。
ヘルニアと姿勢の関係
この前のめりの姿勢は腰にすごく負担をかけます。特に、背骨の間にあるクッション、椎間板という軟骨へ重さがかかるのです。
例えば、体重70kgの人が座っている時に、この椎間板にかかる重さは140kg、前かがみに座っていると180kgもの負担がかかります。
この負担が繰り返しかかり続けると、椎間板が潰れて中身がはみ出すことがあります。それが椎間板ヘルニアです。サンドイッチをかじると後ろから具がはみ出すのを連想すれば分かり易いかもしれません。
椎間板が潰れればクッション性が低下してしまいます。腰にかかる負担は筋肉や骨が引き受けるので、筋肉の緊張や骨の変形の原因になります。
ヘルニアと腰痛
ヘルニアだからといって、必ずしも腰痛になるとは限りません。
むしろ、症状のない人でも約3割の人にはヘルニアがあるくらいです。
なので、既に椎間板ヘルニアになってしまった方も、その後の健康な生活をあきらめる事はありません。実際、ヘルニアと言われても特に処置をしないまま、症状がなくなってしまうのもよくあることです。
ただ、クッション性が悪くなり、周囲の筋肉に負担がかかるのは確実なので、やはり予防は大切です。
腰痛の防止法 /渋谷の整体院 代々木ユニバーサルセンター
皆さんが自分でできる一番簡単な日常の対策は、座り方の改善です。
前屈みが長いと、椎間板の前が潰れて後ろにハミ出しやすくなるので、なるべく骨盤を立てて座るようにします。
骨盤が立つと、背骨も自然に伸びた姿勢になります。椎間板の前側への圧力も減り、骨が楽に体を支えられます。
また、時々伸びをするのも効果的です。
CMの途中やパソコン作業の合間に、前のめりと逆の姿勢、体を反らすように伸びをします。前側に縮まっていた筋肉が伸ばされて、血行も良くなります。
気持ち、おへそを上に突き出すようにやるといいです。
代々木ユニバーサルセンターでは腰痛への施術だけでなく、予防の為の姿勢、運動の指導も充実しています。もし、このサイトをみても対処法がよく分からなかったり、ご自分でのお手入れに疑問や不安がありましたら、来院の有無に係わらず、お電話やでお気軽にご相談下さい。