捻挫の後遺症
捻挫の後遺症
捻挫とは、スポーツ等をしている時に 、関節を構成する関節包や靭帯、
滑膜がねじれたり、部分的に切れてしまう状態を言います。
捻挫は後遺症が残る場合もあります。
例えば、次のような場合です。
・捻挫が完治しないうちに、治療を止めてしまった場合
・軽い捻挫だと判断し、病院へ行かなかった場合
・自己流の治療をした場合
捻挫が治ったと思った後でも、鈍い痛みを感じることがあります。
これは、関節が不安定になっているために起こる捻挫の後遺症。
痛みは多くの場合、外くるぶしの周りに出ます。
しかし、足首の前側、かかと、ふくらはぎ等、症状が色々なところに
出ることもあります。
捻挫をしてからかなりの時間が経ってしまうと、後遺症を保存的治療で
治すのは難しくなります。
確実に関節の不安定性を治す為には、手術が必要になります。
大きく分けて手術は二種類あります。
・靭帯修復術
・各種の靭帯再建術
関節の状態に応じてどの手術が適切なのか判断します。
手術をしたくない場合は、リハビリテーション等によって関節周囲を
強化しましょう。
スポーツをする場合は、テーピングやサポーターを使用します。
捻挫の後遺症は、レントゲンでは発見しづらいため、整形外科では
問題ないと判断されることもあります。
代々木ユニバーサルセンターでは、熟達した触診により、レントゲンには
映らない動きの異常も見逃しません。
お気軽にご相談下さい。