足関節のしくみと捻挫について
足関節のしくみと捻挫について
バスケットボールのゴール下でポジション争い。
誤って他人の足の上に乗ってしまう。
野球のクロスプレー、ベースを駆け抜ける際に守備側の選手と交錯する。
サッカーやラクビーでグラウンドのくぼみや芝に足を取られて足首を捻ってしまう。
バレーボールで、ボールを追っている時…
などなどスポーツの際によく起こる捻挫には、
大きく二種類に分けて足首を内側にねじる内反捻挫と、
足首を外側にねじる外反捻挫に分けることができます。
内反捻挫では、前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯などの靭帯を痛めるのですが、
このうち、前距腓靱帯を傷めるケースが多いです。
外反捻挫では、三角靭帯を傷めてしまうケースが多いです。
三角靭帯は強いのですが、その分傷めると深刻な症状である事が多いので注意が必要です。
スポーツの場面で捻挫の予防をするには、何と言っても、準備体操です。
自分にあっていないスパイクを履いていたりすると、捻挫を引き起こす原因になります。
また、捻挫が治りきっていないうちにまたプレーして、何度も捻挫を繰り返すと、
骨折より深刻なケースを引き起こす事があるので注意が必要です。
足の捻挫の治療については、テーピングなどで患部を固定することです。
放置したり、満足なリハビリをせずに復帰すると慢性化するので注意が必要です。
スポーツの場面での捻挫の事ばかり述べてきましたが、
階段を踏み外す、濡れた歩道に足を取られる、など
日常生活でも捻挫の危険はあることを付け加えておきます。