頚椎捻挫（ムチウチ）について
頚椎捻挫（ムチウチ）について
ムチウチとは頸椎捻挫と呼ばれるもので、激しい衝突や車を運転中の事故などが
原因で起こる後遺症です。
これは身体に激しく衝撃を受ければ後遺症として残る可能性が高く、
自覚症状の痛みだけでは周囲に理解してもらえないケースも多々あります。
しかし衝撃によっては筋肉や靱帯だけではなく、神経にまで損傷が
及んでしまいますので、決して軽視できない症状の一つなのです。
頸椎捻挫の主な自覚症状としては、傷みから始まり、肩、背中にかけて
凝るようになる、または身体を動かした際に激しい痛みが走る、
その他に身体にしびれやだるさがある、など。
またこのような症状は事故や激しい衝突から約1カ月前後で回復を見込めると
言われています。
しかし慢性期にもなりますと回復までは約3カ月近くかかってしまう可能性も
ありますので、身体の変化には十分にお気を付け下さい。
頸椎捻挫は診断が非常にあいまいなため、診断書にも後遺症はないと
記述されることも珍しくはありません。
また本人による自覚症状がどの程度なのか、その痛みだけでは判断しづらく、
治療の観点からも頸椎捻挫に対する姿勢は薄いものと考えられています。
頸椎捻挫の場合、個人によって様々な症状、痛みがあるため保険会社から
相手にされないこともあるのです。
事故当時の資料や診断書、治療に必要となった費用など様々な書類を揃えて
保険会社と相談したとしても保険が下りるまでに時間を必要とすることもあります。
